早通神明宮

早通神明宮は安土桃山時代の天正3年(1575年)本村開発の際、
伊勢の内宮に勧請したのが発祥とされています。その後、幾多の改築が
行われ、昭和49年(1974年)に新社殿が築造され現在に至っています。
 早通神明宮では毎月1日、15日に拝殿内部が見えるように正面の引き戸を開けて、
皆様からの参拝をお待ちしております。
また、早通神明宮の秋季礼祭は毎年8月20日(宵宮)8月21日(御祭)に
開催されます。8月21日には山車連主催の山車行列による奉納があります。

早通神明宮参道から正面を見る
本殿真横から

 境内には「神徳碑」が建立されています。碑文には神明宮の創世から、
昭和四十九年新社殿の造営工事までが記されています。☞ご一読下さい。

       神徳碑

 早通神明宮の神木『銀杏の樹』について、明治11年 皇国地誌(抄)『亀田の歴史 資料編』から次のように記載されています。
『神殿ノ北側ニ一銀杏樹アリ枝葉扶桑、数百年ノ古木ナリ、村婦児ヲ生、乳哺ニ乏シキ者、
神殿ニ跪拝シ、銀杏樹ノ皮ヲハギ、煎湯服用、乳汁淋瀝、其児育スルニ足ル、
指シテ霊木トナス、森林茂樹ナシ』

【神明宮住所】新潟市江南区早通3丁目2番