秋晴れの令和7年11月16日(日)、早通神明宮の氏子総代5名が、新潟市中央区の沼垂白山神社にて執り行われた「新嘗祭(にいなめさい)」に参列いたしました。
新嘗祭は、その年に収穫された新穀(しんこく)を神様にお供えし、豊かな恵みに感謝を捧げるとともに、来年の豊穣を祈願する、宮中祭祀の中でも最も重要な儀式の一つです。その起源は古く、『古事記』にも、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が新嘗祭を執り行ったことが記されています。
早通神明宮からは、今年収穫された新米「コシヒカリ」を心を込めて奉納いたしました。祭典は、沼垂白山神社の上田宮司による祝詞(のりと)奏上から始まり、参列者一同による玉串奉奠(たまぐしほうてん)をもって、滞りなく終了いたしました。
その後、社務所内の「参集殿」にて執り行われた『直会(なおらい)』では、近隣神社の氏子総代の方々と神社の護持運営や地域の文化継承に関する情報交換を行い、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。約2時間余りにわたる祭典は、神様の恵みに感謝し、地域の絆を深める貴重な機会となりました。




